築何年まで住めるのか|注意点やリフォームのポイント
最近では新築価格の高騰から「中古をリフォームする」といった選択肢の人気が高まっています。
しかし「築何年まで住めるのか…」と不安に感じている方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では構造や建物の形態別に、住める年数の目安を紹介します。
埼玉で多くのリノベーションを手掛けた工務店「najam(ナジャム)」が、以下の項目を分かりやすく解説します。
●築年数が古い住居の注意点
●古い家に住み続ける際の注意点や対策
この記事を読むと古い家で住み続ける際の注意点等についてわかりますので、ぜひ最後までごらんください。
目次
家は「築何年まで住めるか」気になる…
一般的に、築年数が古い住宅は耐震性や断熱性が劣ると思われがちです。
しかし劣化状況をチェックしながら必要に応じてリフォームすることで、安心して暮らし続けられる住まいが実現します。
まずは建物の耐用年数を知っておくことで、適切な計画を立てましょう。
najam(ナジャム)には、創業から58年間、リノベーション・リフォームを施工している実績があります。
お住まいにとって最適なリノベーション内容をご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
築何年まで住めるかの目安①構造別
ここでは、「構造別」に築何年まで住めるかの目安を紹介します。
木造
木造住宅の法定耐用年数は22年ですが、実際の寿命は30~50年程度が目安とされています。
ただし湿気やシロアリ被害、地震による影響を受けやすいため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
屋根や外壁、防水などのリフォームを適切な時期に行えば、60年以上快適に住み続けることも可能です。
鉄骨造
鉄骨造の法定耐用年数は軽量鉄骨で19年、重量鉄骨で34年が目安とされています。
ただし、実際にはメンテナンス状況により50年以上使用可能です。
鉄はサビによる劣化が課題ですが、防錆処理や外壁の補修をしっかり行えば寿命を延ばせます。
また地震にも強く、耐震改修と併せたリフォームでさらに安心な住まいにできます。
鉄筋コンクリート造
鉄筋コンクリート造の法定耐用年数は47年で、実際の寿命は60年以上と最も長寿命です。
コンクリートの劣化や鉄筋の腐食などの経年劣化はあるものの、しっかり点検・補修をすれば100年近く使われる建物もあります。
共用部分の管理も重要になるため、マンションなどでは管理体制の確認もポイントです。
【参考】国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」
築何年まで住めるかの目安②建物形態別
ここでは「建物形態別」に築何年まで住めるかの目安を紹介します。
一戸建て
一戸建て住宅は、構造や使用環境、メンテナンスの有無によって寿命に大きな差が出ます。
たとえば木造なら30~50年が目安ですが、定期的に外壁や屋根の修繕、耐震補強をすれば60年以上快適に住めることもあります。
そして一戸建ては所有者自身が管理するため、早期に劣化へ対応できる点が強みです。
築年数にとらわれず、住まいの状態を見極めたうえでリフォームや建て替えを検討するようにしましょう。
マンション
マンションは鉄筋コンクリート造が主流で、60年以上の寿命が見込まれます。
建物の構造は強固でも給排水管や内装設備などは経年劣化するため、築30年を過ぎると大規模修繕が必要になります。
共用部分の管理状況によって建物全体の寿命も左右されるため、管理組合の体制や修繕計画がしっかりしているかも要チェックです。
適切に維持されていれば、築50年超でも住み続けることが可能です。
najam(ナジャム)には、創業から58年間、リノベーション・リフォームを施工している実績があります。
お住まいにとって最適なリノベーション内容をご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
築年数が古い住居の注意点
ここでは、築年数が古い住居に暮らす場合の注意点について解説します。
耐震性が弱い場合がある
築年数が古い住居は、現行の耐震基準を満たしていないケースがあります。
とくに1981年以前に建てられた建物は「旧耐震基準」で設計されているため、地震時に倒壊リスクが高まる可能性もあり注意が必要です。
新規購入して住み続ける際には、必要に応じて耐震補強工事をするようにしましょう。
安心して暮らすためにも、耐震性能の確認は欠かせないポイントです。
配管・電気設備も交換が必要
築年数が古い住宅では、給排水管や電気配線などのインフラ設備も劣化しています。
見た目はきれいでも内部が老朽化しているケースも多く、リフォーム時には配管や電気設備の総点検・交換を検討するのがおすすめです。
そのまま放置すると、配管の腐食や漏水、古い電気配線による火災リスクが発生する可能性があるため注意しましょう。
築年数が古い住居に住み続けるには
ここでは、築年数が古い住居に住み続ける際の対処方法を紹介します。
売却して住み替える
築年数が進んだ住宅では、老朽化による快適性や安全性の低下が気になるところです。
そのため思い切って売却し、新築や築浅物件に住み替えるのもひとつの選択肢です。
ただし築年数が古い物件は資産価値が下がっていることが多く、希望価格での売却が難しい場合もあります。
立地や需要を見極めたうえで、住み替え先とのバランスを考えることが大切です。
建て替え
建物全体が老朽化していて耐震性や断熱性、間取りなどに不満がある場合は、建て替えも有効な手段です。
基礎から新しくできるので、最新の性能を取り入れた快適な住まいに一新できます。
ただし費用や工期、仮住まいの確保が必要になるため負担は大きくなります。
また法的な制約や敷地条件によっては建て替えが難しいケースもあるため、事前の確認が重要です。
リフォーム・リノベーションする
築年数が古くても、構造部分がしっかりしていればリフォームやリノベーションで十分に快適な暮らしが可能です。
耐震補強や断熱性の向上、水まわり設備の一新など、必要な箇所だけを効率よく改善できるため、コスト面でもメリットが大きくなります。
思い出の詰まった住まいを活かしつつライフスタイルに合った空間に再生できる点でも、最もおすすめの方法です。
設計士やリノベーション業者に相談し、現地確認の上で、お住まいの制約を考慮したプランを提案してもらうことで、理想に近づけます。
埼玉で古い家のリフォーム・リノベーションを検討している方は、「najam(ナジャム)」にお問い合わせください。
リフォームや内装施工に加えて、家具や雑貨の販売、インテリアコーディネートまで一貫してお手伝い致します。
「リノベーションをご依頼いただいた場合、インテリアコーディネートを【無料】で行わせて頂きます。」
najam(ナジャム)には、創業から58年間、リノベーション・リフォームを施工している実績があります。
お住まいにとって最適なリノベーション内容をご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
築年数が古い家も、リノベーションで快適に
築年数が古い家に暮らす場合、内装や設備の劣化が気になります。
一般的な目安より築年数が古いのであれば、適切なメンテナンスをしましょう。
リノベーションで、住み心地の向上と同時に、リゾートライフを日常で味わえるデザインの住まいを実現できます。