リビングのおしゃれなインテリアコーディネートにはグリーンが必須|インテリアの選び方・配置のコツ
「グリーン(緑)」は草木など自然界に存在する色であるため、インテリアコーディネートの際にも世代を問わず好まれる色です。
リビングにグリーンを上手に取り入れると、家族みんなが居心地よく感じることでしょう。
そこで今回は数々のインテリアコーディネートも手掛け、リノベーションのプロである埼玉県の工務店「najam(ナジャム)」が、グリーンをリビングのインテリアに取り入れたい場合に注目し、インテリアの選び方や配置のコツについて解説します。
グリーンの色が持つ効果や注意点についてもお伝えするので、ぜひご参考にしてください。
●取り入れるグリーンにはどんな種類があるかがわかります。
●観葉植物のグリーンを活用したインテリアコーディネートのコツがわかります。
●グリーンの家具や雑貨を活用したインテリアコーディネートのコツもお伝えします。
目次
リビングのインテリアコーディネートにグリーンを取り入れる効果、注意点
リビングのインテリアにグリーンを取り入れた場合、次のような効果が得られますが、同時にいくつか注意点もあります。
グリーンを取り入れる効果
グリーンという色は、「自然」「平和」「安心感」「安定感」「フレッシュ」といった印象を与える色で、次のような効果があると言われています。
- リラックス効果
- ストレスを和らげる効果
- 疲れを癒す効果
- 気持ちを落ち着かせる効果
- 目を休ませる効果
したがってインテリアにグリーンを取り入れることで、日々の心身の疲れが癒やされ、ストレスや緊張状態が和らぐ効果が期待できます。
グリーンを取り入れる注意点
グリーンをインテリアに取り入れる際は、次の3つの点に注意しましょう。
- グリーンのトーン(明度・彩度)
- グリーンと他の色との組み合わせ
- グリーンが占める割合
グリーンのトーン(明度・彩度)
ひと口にグリーンと言っても次に挙げる例のように、グリーンの明るさや鮮やかさによって受け取る印象が大きく変わってきます。
グリーンのトーン・種類 | イメージ |
ビビットなグリーン | 若々しい、元気、目を引く |
パステルグリーン | 優しい、さわやか、やわらかい、主張しない |
モスグリーン | 落ち着いている、クラシック、地味 |
蛍光色のグリーン | ポップ、派手、落ち着かない |
したがって、目指すインテリアのデザインテイストに合わせて慎重にグリーンの明るさ・鮮やかさを選ぶ必要があります。
▷関連コラム インテリアコーディネートのコツ|インテリアの配置・色などの法則、インテリアを決める順番など
グリーンと他の色との組み合わせ
グリーンは他の色との組み合わせでも印象が変わります。
たとえばパステルグリーンの例で組み合わせを考えると、次のようになります。
組み合わせ |
||
イメージ | ||
パステルグリーン | × | 白 |
明るい、さわやか、清潔感がある | ||
パステルグリーン | × | アースカラー(ブラウン、ベージュなど) |
ナチュラル、やさしい | ||
パステルグリーン | × | ブルー |
大人っぽい、落ち着いた | ||
パステルグリーン | × | ピンク |
かわいらしい、子どもっぽい |
この場合、カラーのトーンを合わせると違和感なく組み合わせることができます。
グリーンが占める割合
リラックスや癒しの効果があるからといってインテリアにグリーンを取り入れすぎると、単調で面白みのない部屋になるケースもあります。
その場合は「他の色と組み合わせる」「グリーンの中でグラデーションをつける」などの工夫でデザインに変化が生まれるので、参考にしてください。
埼玉県でリノベーション・プロによるインテリアコーディネートをご検討中の方は、ぜひnajam(ナジャム)にお問い合わせください。
リノベーションをご依頼いただいた場合、インテリアコーディネートを無料で行わせて頂きます。
najam(ナジャム)には、創業から58年間、リノベーション・リフォームを施工している実績があります。
お住まいにとって最適なリノベーション内容をご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
リビングのインテリアコーディネートに取り入れるグリーンの種類
リビングのインテリアコーディネートにグリーンを取り入れやすいアイテムとして、観葉植物、家具、雑貨が挙げられます。
観葉植物
観葉植物は、部屋にグリーンを取り入れたい場合に>トライしやすいアイテムです。
観葉植物は色からの効果だけでなく生きた植物のフレッシュな存在感から、グリーンの効果をより増大させてくれます。
観葉植物を取り入れる際は、次のような観葉植物を取り入れるとよいでしょう。
- インテリアのテイストに合った植物
- 育てやすく丈夫な植物
- 部屋の環境に合った植物(温度、湿度、日当たりなど)
- 部屋の広さに合った植物
反対に、避けた方がよい観葉植物の特徴は次の通りです。
- インテリアのテイストにそぐわない植物
- 育てるのに手間がかかる植物
- 枯れやすく弱い植物
家具
リビングには家具でグリーンを取り入れる方法もあります。
「グリーンの家具は難易度が高い」と思われがちですが、他の色とも組み合わせやすく、観葉植物との相性も抜群です。
取り入れやすいグリーンの家具には次のものが挙げられます。
- ソファ
- イス(スツール、一人用チェアなど)
- ラグ
- カーテン
グリーンをベースにしたい場合、部屋の中でも大きな面積を占める布製のソファやラグ、カーテンなどファブリック系で取り入れると失敗しにくいためおすすめです。
反対に、一般的な色のイメージと違うアイテムでグリーンを取り入れる場合は、インテリアコーディネートの難易度が高くなるため、慎重に検討しましょう。(例:ダイニングテーブルなど)
雑貨
次に挙げるような雑貨でも、リビングにグリーンを取り入れることが可能です。
- クッション
- ファブリックパネル
- アートパネル
- フラワーベース
- 照明器具(スタンド、ペンダントライトなど)
家具と同様に、ファブリック系であるクッションやパネルなどは種類も豊富なため、グリーンを取り入れたい場合にチョイスしやすい雑貨です。
ファブリックパネルはお気に入りの布で簡単にDIYすることも可能です。
najam(ナジャム)ではインテリア雑貨や家具のコーディネートも可能です。
リノベーションをご依頼いただいた場合、インテリアコーディネートは無料で承ります。
najam(ナジャム)には、創業から58年間、リノベーション・リフォームを施工している実績があります。
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観葉植物のグリーンを活用したインテリアコーディネートのコツ
観葉植物を活用したインテリアコーディネートは、「観葉植物選び」「観葉植物をいれる鉢選び」「配置」がポイントです。
観葉植物の選び方|初心者でも取り入れやすい観葉植物とは
前項でもお伝えした「取り入れやすい観葉植物」をどのように選ぶのか、具体例を挙げてご紹介します。
アジアンテイストのインテリアで観葉植物を選ぶ場合
①インテリアのテイストに合う、丈夫な植物を選ぶ
【例:乾燥に強い】
モンステラ、サンスベリア、パキラなど
【例:乾燥・寒さに気をつければ育てやすい】
アレカヤシ、エバーフレッシュなど
②部屋の環境に合った植物を選ぶ
上記の植物は、すべて日当たりのよい暖かい環境を好みます。
③部屋の広さに合った植物を選ぶ
上記の植物は成長すると大きくなりますが、小さいサイズから購入可能です。
このように、リビングのデザインテイストに合った植物の中から丈夫で部屋の環境や広さに合ったものをチョイスし、その中から好みのものを置くとよいでしょう。
それでもお手入れが面倒だったり、室内で育てるのが不安だったりする場合はフェイクグリーン(造花)を置くという選択肢もあります。
▷関連コラム 「ホテルライクなリビング・寝室」を狭い空間(ワンルーム、8畳〜10畳など)で演出する方法、実例を紹介
観葉植物を入れる鉢選びも重要
観葉植物をインテリアコーディネートに取り入れる際には、植物を入れる鉢・鉢カバー選びも重要です。
鉢や鉢カバーもインテリアテイストに沿ったデザイン・素材・カラーを選ぶと、センスのよい部屋になります。
観葉植物をリビングにおしゃれに配置するコツ
観葉植物は置き方や飾り方といった配置もポイントです。
- 複数個をまとめて配置する
- 吊り下げる
- 家具や雑貨と組みあわせる
このような方法で観葉植物を配置すると、おしゃれ度が増します。
複数の観葉植物をまとめて配置する場合は、葉の形状の相性や高低差を意識して置くとよいでしょう。
また、ソファーのそばに置く、アートパネルに合わせて置くなどのように、家具や雑貨とコーディネートして配置するのもおすすめです。
その際は家具や雑貨の大きさと観葉植物の大きさのバランスも意識しましょう。
グリーンの家具・雑貨を活用したインテリアコーディネートのコツ
グリーンの家具や雑貨を活用するには、選び方や配置にコツがあります。
リビングにコーディネートするグリーンの家具・雑貨の選び方
グリーンの家具や雑貨は、次の2点を意識して選ぶとよいでしょう。
- グリーンをベースカラーとするかアクセントとするか
- どんなインテリアテイストにいしたいか
リビングのベースカラーをグリーンにしたい場合は、先にもお伝えしたような大きめのソファや、ラグやカーテンなどのファブリック系で取り入れるのがおすすめです。
この場合、ソファは2~3人掛け以上のものを選ぶとよいでしょう。
反対にグリーンのソファをアクセントにしたい場合は、1人掛け用程度のものを選ぶとしっくりきます。
また、インテリアテイストに合ったグリーンのトーンを選ぶのもポイントです。
たとえば同じ形状のソファ(イス)であっても、グリーンのトーンや素材で次のように印象が変わってきます。
インテリアテイスト | |
グリーンの種類 | 素材 |
高級感・クラシックなど | |
濃い目のグリーン、など | ベルベッド、レザー、など |
カジュアル | |
カーキ、くすんだ黄緑、など | ファブリック、コーデュロイ、など |
ポップ | |
黄緑、蛍光色のグリーン、など | 合皮、プラスチック、など |
このように家具や雑貨を選ぶ際は、テイストや希望の雰囲気に合ったグリーンのトーンや素材を考慮するとよいでしょう。
おしゃれなグリーンの家具・雑貨を配置するコツ
グリーンの家具や雑貨をおしゃれに配置するには、主に次の2つがポイントです。
- 他のアイテムとの組み合わせ
- 配置する場所
他のアイテムとの組み合わせ
他の家具や雑貨との「色・大きさ・素材感」のバランスを考えて配置しましょう。
同じグリーンでグラデーションをつくる場合でも、素材感や柄などで変化を付けるとオリジナリティが出せます。
配置する場所
家具や雑貨を配置する場所選びも大切です。
- 置きたい場所のスペース・家具や雑貨の大きさを合わせて配置
- リビングに入室したときに目に入る場所・目に入らない場所を分類して配置
特にリビングに入室して一番に目に入る点(フォーカルポイント)へ置くものは、空間全体の雰囲気を大きく左右します。
デザインや大きさを慎重に選びましょう。
埼玉県でインテリアコーディネートやリノベーションのご相談は、実績の豊富なnajam(ナジャム)にぜひお問い合わせください。
リノベーションをご依頼いただいた場合、インテリアコーディネートを【無料】で承ります。
najam(ナジャム)には、創業から58年間、リノベーション・リフォームを施工している実績があります。
お住まいにとって最適なリノベーション内容をご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回はグリーンをリビングのインテリアに取り入れたい場合のアイテム選びや配置のコツについて解説しました。
グリーンにはリラックス効果やストレス緩和の効果があるため、リビングにおすすめの色です。
今回紹介したコツを押さえて移転リアコーディネートに上手に取り入れて、おしゃれで癒し効果の高いリビングを実現してくださいね。