狭いサロンの内装をおしゃれなデザインにする方法|自宅サロンは5畳〜6畳で開業可能。収納の工夫など解説

狭いサロンの内装をおしゃれなデザインにする方法|埼玉のリノベーション事例

サロンの内装は、デザインによっておしゃれな印象をつくりあげるほか、本来の面積よりも広い空間に見せることもできます

ご自宅の5畳〜6畳ほどの個室を、サロンにすることも可能ですよ♪

でも、面積が限られた空間にどのような内装デザイン・インテリアコーディネートをすればいいのか、悩んでいる方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、インテリアコーディネート・リノベーションをあわせてご依頼いただける埼玉県の工務店najam(ナジャム)が、おしゃれ&使い勝手が良いサロンの内装について、以下の項目を紹介します。

 

このコラムで分かること
面積が限られている狭いサロンのおしゃれな内装デザインの方法を紹介します。
●5畳~6畳ほどの空間であっても、内装デザイン・インテリアコーディネートによって空間を広く見せる方法を紹介します。
●自宅でサロンを開業する場合は、施術室以外の内装にも配慮する必要があります。具体的に確認しましょう。
●施術道具などがお客様の目に触れない、収納術も紹介します。

 

サロン開業に向けて、お客様に安心してサービスを提供できるサロンのつくり方がわかります。ぜひ最後までごらんください!

狭いサロンの内装をおしゃれなデザインにする&広く見せる5つの方法

狭いサロンの内装をおしゃれなデザインにする方法|埼玉のリノベーション事例

狭いサロンを広く見せる主なポイントは、以下の5つです。

  • サロン全体の内装デザイン・インテリアコーディネートのコンセプトを決める
  • 内装に使う色を決める
  • 内装・家具をトータルコーディネートする
  • 狭いサロンの空間に広がりを演出できるアイテムを活用する
  • 狭いサロンでも「内装+特別感のある演出」を行う

それぞれ詳しく紹介します。

サロン全体の内装デザイン・インテリアコーディネートのコンセプトを決める

デザイン性の高いサロン内装を完成させるために、はじめにサロン全体のデザイン・インテリアコーディネートのコンセプトを明確に決めましょう

コンセプトを決めることで、内装だけでなく家具・雑貨などのアイテム選びの際も、一貫して同じテイストのデザインを選びやすくなります。

サロンの内装に人気の主なデザインは、以下のとおりです。

  • アジアンリゾート
  • ホテルライク
  • ナチュラル
  • アンティーク
  • 北欧風 など

内装に使う色を決める|色使いで狭いサロンがおしゃれ&広くなる

サロン全体の内装デザイン・インテリアコーディネートのコンセプトを決めたら、次にサロン全体に使用する色を3色決めましょう

配色比率」を意識して3色を使うことで、おしゃれな内装を実現しやすくなります。

配色比率は、以下のとおりです。

3色 比率 役割
ベースカラー 70%
  • 空間全体の印象を和らげる色
  • 壁や床などの面積が大きい部分に使用
メインカラー 25%
  • 空間全体の中で、一番印象に残る色
  • ベースカラーと同系色にするのが一般的
  • 大型家具などに配色するのが一般的
アクセントカラー 5%
  • 空間の中でアイキャッチポイントになる色
  • ベースカラー・メインカラーとは違う印象の色にするのが一般的
  • 雑貨などに配色するのが一般的

 

また、以下のような色の視覚効果で、サロンを本来の面積よりも広く見せることもできます

効果や役割
【膨張色】
・ベージュ
・ピンクなど
空間に広がりを演出できる
【後退色】
・ブルー
・グリーン
・カーキなど
空間に奥行きを演出できる

 

内装・家具をトータルコーディネートすると狭いサロンがおしゃれ&広く見える

面積が限られているサロンの場合、「視線が1箇所に落ち着くように」「余白があると感じさせるように」内装・家具をトータルコーディネートすると、狭さを感じずらくなります。

お客様に落ち着いて施術を体験して頂くために、ぜひ以下のような工夫を取り入れてみてください。

サロン全体の内装の凹凸を無くす→視線を1箇所に落ち着かせる】

  • 窓枠は壁に凹凸ができる部分なので、窓全体を壁と同じ色のファブリックで覆う
  • 収納家具・ベッド・椅子など家具の高さをそろえる など

【家具・雑貨などが無い空間をつくる→余白があると感じさせる】

  • ロータイプの家具を採用すると、縦の空間に余白が生まれる
  • 扉・背板の無い家具を採用すると、視線が抜ける など

内装・家具の選択によっては圧迫感が生まれることもあるので、注意しましょう。

狭いサロンの空間に広がりを演出できるアイテムも活用

以下のアイテムは、空間に広がりを演出できるアイテムです。

  • 観葉植物:葉が広がる様子が、空間に広がりを感じさせる効果がある
  • 間接照明:天井や床に向けて灯りが広がるように設置すると、開放感を生み出す効果がある
  • 鏡:視界に入る空間が増える

上記のアイテムは、サロンの中でも特に「暗く感じる部分」や「広さを感じさせたい部分」に配置するのがおすすめです。

ただし、どのアイテムも過度に取り入れると視覚的な疲れを感じさせるケースがあるため、注意が必要です。

狭いサロンでも「内装+特別感のある演出」でお客様の満足度がアップする

お客様は、サロンに特別な体験をするために訪れますよね。

そのため、以下のような配慮で上質な空間を演出することも大切です。

  • 香り:「お客様の状態に合うアロマの香りを選ぶ」といった演出も可能
  • 音楽:無音よりも、会話を遮らない程度の音楽があると日常から抜け出した雰囲気を作り出せる
  • 清潔感:ホコリ、ゴミなどがお客様の目に入らないよう配慮
  • プライベート感:サロン内でほかのお客様と会わないよう配慮

上記のような演出で、お客様のサロンに対する満足度・印象をワンランクアップさせましょう!

 

以下の記事で、サロンの演出方法を詳しく確認できます。

▷関連コラム:プライベートサロンの内装設計・集客効果を高める演出方法|個人の狭い自宅サロンでも実践可能な工夫を解説

 

狭いサロンの内装をおしゃれなデザインにする&広く見せる方法を5つ紹介してきました。

お客様が何度も訪れたくなるサロンづくりに、役立てていただけると幸いです。

 

najam(ナジャム)は、サロン開業をするための内装リフォームにあたって、無料でインテリアコーディネートをご依頼いただける工務店です。

お問い合わせ

 

自宅サロンは5畳〜6畳の狭いスペースでも開業可能|自宅サロンの内装注意点

狭いサロンの内装をおしゃれなデザインにする方法|埼玉のリノベーション事例

次に、ご自宅でのサロン開業を検討している方へ、自宅サロン特有の注意点を紹介します。

自宅サロンは5畳〜6畳の狭いスペースでも開業可能

自宅サロンは5畳~6畳のスペースがあれば、施術が可能です。

ただしサロンの業態に関連する法令で面積・設備などが指定されている場合があるので、まずは関連法令の確認をしましょう

例えばエステサロンの場合、以下のような業態であれば特に関連法令はなく、ご自身でサロンの面積を決められます。

(例)リラクゼーションを目的としてもみほぐしのみを行う業態
※ただし保健所への相談は必要とされている(届け出は不要)

エステサロンのメニューに以下のような施術が含まれる場合は、各関連法令に従う必要があり、最低でも8畳ほどのスペースが必要です。

  • シェービング:「理容師法」などに従い、保健所への届け出が必要。また、理容師免許が必要
  • まつげエクステ:「美容師法」などに従い、保健所への届け出が必要。また、美容師免許が必要

自宅サロンは施術室以外の内装にも配慮が必要

自宅サロンを開業する場合は、サロンとご家族の生活空間をはっきり分けられないケースが多いのではないでしょうか

例えば以下のような場所はお客様・ご家族が共有することが多いため、サロンの雰囲気を壊さない内装・インテリアコーディネートを検討しましょう。

  • 玄関アプローチ(門から玄関)
  • 玄関
  • 洗面所
  • トイレ など

また、自宅サロン開業にあたってご自宅をリフォームする場合には、お客様とご家族が廊下などで鉢合わせしないよう間取り変更などを検討するのがおすすめです。

 

自宅サロンの内装を完成させる方法は、以下の記事で確認できます。

▷関連コラム:自宅サロンはキッチンを隠す、玄関・トイレも整える|生活感のないおしゃれな内装を完成させる方法

 

najam(ナジャム)は、内装リフォーム時にインテリアコーディネートを無料でご依頼いただける工務店です。

自宅サロン開業にあたって内装リフォームを検討している方は、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

najam(ナジャム)には、創業から58年間、リノベーション・リフォームを施工している実績があります。

WEBお問い合わせ
LINEでお問い合わせ
お電話でのお問い合わせ
アジアン家具・雑貨のオンラインストア

 

狭いサロンは内装に加えて収納術も工夫が必要

狭いサロンの内装をおしゃれなデザインにする方法|埼玉のリノベーション事例

お客様は日常生活とは違う特別な体験をサロンに求めているため、施術道具・生活を感じさせるアイテムなどがお客様の目に触れないように配慮したいですよね。

でも面積が限られている空間で、すべての物をお客様の目に触れないように隠すには、工夫が必要です。

以下のようなアイテムを使って、サロンの内装デザイン・インテリアコーディネートの雰囲気を壊さないように物を収納しましょう。

家具 役割
シェルフ 棚の一部に扉・引き出しなど取り付けて物を隠すことも、オープンな棚のまま使うことも可能。
収納付きベッド・椅子・テーブル 施術に必要な家具兼収納なので、空間を効率的に使える。
回転式の収納家具 お客様の目に触れる面に雑貨を飾り、目に触れない面は物を収納する使い方が可能。
キャスター付き隙間収納 10〜20cmの隙間であっても活用して物を収納できる。
有効ボードなどを使った壁面収納 施術時に手が届きやすい場所に物を収納したい場合に役立つ。

 

上記のような収納家具を使うほか、以下のようなリフォームで収納スペースを確保することも可能です。

  • 造作の可動棚をつくる
  • 施術室に隣接したウォークインクローゼットをつくる
  • サロン内にセミオープンの壁を造作し、お客様からは見えない収納スペースをつくる など

 

5畳〜6畳よりもさらに限られた空間でのサロン開業を検討中の方は、こちらの記事で内装のポイントを確認できます。

▷関連コラム:自宅サロンは3畳〜4畳でも開業できるか|内装デザインのポイント、施術以外に必要なスペースなど解説

 

埼玉の工務店「najam(ナジャム)」は、造作収納・造作家具制作もご依頼いただける工務店です。

内装デザイン・インテリアコーディネートのデザインコンセプトを決める段階からご相談いただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

najam(ナジャム)には、創業から58年間、リノベーション・リフォームを施工している実績があります。

WEBお問い合わせ
LINEでお問い合わせ
お電話でのお問い合わせ
アジアン家具・雑貨のオンラインストア

 

まとめ

面積の限られた狭いサロンの内装を、おしゃれなデザインにする方法を紹介してきました。

サロンは、面積に関わらず内装・インテリアコーディネートの工夫で、お客様に「また訪れたい」と感じていただけるデザインにすることが可能です。

今回紹介した情報を参考にしていただき、サロンの業態に関連する法令を確認したうえで、ご自身の城となる理想のサロンを完成させていただけると幸いです。